Mach 3にジョグシャトルを接続する

 Mach 3にはビデオ編集などに使うジョグ/シャトルコントローラを使うことができます。Mach 4でもできるのかもしれませんが、手元の環境ではいまいち動きません。
 使用できるのは、Shuttle Expressという製品です。
 Shuttle Expressにはいくつかのボタンと、自由に回転するジョグ、スローから早送りができるシャトルがあります。ボタンで軸を指定し、シャトルで軸の連続移動、ジョグで微動を行うことができます。

Shuttle Express

 Mach 3へのインストールの手順は以下の通り。

1. プラグインのダウンロード
Machのサイトのプラグインのダウンロードページから、ShuttlePro_3.m3pをダウンロードします。
2. プラグインのインストール
このファイルをダブルクリックして実行すると、Mach 3のフォルダの下のPluginsの中にShuttlePro_3.dllというファイルがインストールされます。
3. Shuttle Expressを接続
Shuttle Expressを接続します。Mach 3で使う場合、製品用のドライバをインストールする必要はないようです(あっても動きます)。
4. プラグインの設定
[Config]−[Config Plugins]で[Plugin Control and Activation]ダイアログを開き、Shuttle Expressを設定します。

[Plugin Control and Activation]ダイアログ

5. プラグインの有効化
ShuttlePro_3の[Enabled]をチェックし、[CONFIG]をクリックします。

[Configuration Shuttle Pro Pentant(s)]ダイアログ


 この製品にはいくつかバリエーションがあり、Configダイアログで表示されるのは、一番多機能(ボタンが多い)なモデルのようです。実際に使う機種は、ダイアログの左下にあるラジオボタンで選択します。
 サイト主が使っているのはボタンが少ないShuttle Xpressという製品なので、[Express]を選択します。

Shuttle Xpress(この製品は5ボタン)

 ボタンが少ない機種の場合、このダイアログのどのボタンが使えることになるのかという問題があります。試行錯誤で調べたところ、上から2列めの5個並んだボタンであることがわかりました。
 このダイアログで、各ボタンに機能を割り当てます。軸の手動移動を目的とするのであれば、どの軸を操作するかという選択をボタンに割り当てることになります。ボタンの機能はドロップダウンの中から選ぶことができます。また、カスタムマクロに割り当てることもできるようです。

ボタンの機能の選択